研究課題
研究活動スタート支援
DNA断片から簡便に感染性ウイルスを作成した。蛍光タンパク質融合PQC、具体的にはGFP融合Hsp70(14種)、DnaJ(50種)、NEF(15種)を個別に発現させたArrayedライブラリーを作成した。樹立したシャペロン/コシャペロン発現細胞をそれぞれフラビウイルスに感染させ、ウイルス感染によるシャペロンの細胞内局在、特にウイルスの増殖部位(タンパク質合成、RNA複製、粒子形成)への変化を経時的に追跡可能なシステムの構築を確認した。
ウイルス学
世界で病原性を示すほぼ全てのフラビウイルスを網羅することに成功した。また異常蛋白質により凝集するシャペロンおよびコシャペロンを同定できるシステムも樹立した。ウイルスのみならず癌や神経変性疾患の病態解明にもつながる貴重なリソースである。