昨年度と同様であるがREH細胞の長期培養が安定せずCRISPR activation libraryの導入が不可能であった。このため、Dexamethasoneに対して感受性を持つ他の細胞を使用しDexamethasone治療を行ったscreeningを施行した。今回使用したのは好酸球性白血病の細胞株であるEOL-1細胞を使用した。 EOL-1細胞にCRISPR activationを行うためdCAS9-VP64のconstructを導入しBasticidinにてselectionを行った後にCalabrese libraryをInfection efficiency 30%で導入した。導入後Puromycinでselectionを行い2週間培養後にDexamethasone投与とDMSO投与を行った。6週間投与を行い細胞をfreeze downしDNAのextractionを行った。現在のところコントロール細胞のsequenceと解析は終了したもののDexamethasone治療群のsequenceは行えていない。CTRL群の研究結果は本年度の日本血液学会で公表する予定である。
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