• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

FFRにて血行再建を見送った冠動脈病変におけるNIRSを用いたリスク層別化と予後

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K20897
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0902:内科学一般およびその関連分野
研究機関信州大学

研究代表者

植木 康志  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (90747156)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2024-03-31
キーワード急性冠症候群 / NIRS-IVUS / FFR
研究成果の概要

STRATIFY-NIRS研究はFFRで血行再建の適応が無いと判断されたACS患者の非責任血管にNIRS-IVUSを行い、心血管イベントリスクの層別化が可能かを検討する臨床研究である(UMIN000048311)。現在、日本国内の8施設において患者登録を行っており、現時点で82人が登録されている。登録予定人数の400人に向けて、引き続き患者登録を行っていく。

自由記述の分野

冠動脈疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究においてFFR>0.80であってもハイリスクである冠動脈病変が存在し、その予後が有意に悪いことが証明されれば、NIRSを用いてFFR>0.80であった冠動脈病変を持つACS患者のさらなるリスク層別化が可能となり、2次予防を強化することでハイリスクプラークを持つ患者の予後をさらに改善させることが可能となる。また、本研究で得られる知見は、FFR>0.80であった冠動脈病変に対する経皮的冠動脈形成術やPCSK9阻害薬・抗炎症薬などの薬物療法の効果を評価するランダム化比較試験を計画する上での貴重な基礎データとして、患者・循環器内科のコミュニティにとって非常に有意義なものとなると考えられる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi