高齢者施設での褥瘡予防に対するマットレスの使用実態や使用に際しての阻害/促進要因を明らかにするため、下記の2つの研究を実施した。質的研究では、高齢者施設に勤務する職員を対象とした対面またはオンラインでの半構造化面接を行った。Consolidated Framework for Implementation Researchを使用した内容分析の結果、各構成概念での阻害/促進要因が明らかになった。記述疫学研究では、京都市統合データに登録されている要介護者を対象として、褥瘡発生やマットレス使用の実態の検討に取り組んだ。
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