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2022 年度 研究成果報告書

DNAメチル化ダイナミクスと生活習慣病との関連解明のための分子疫学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21K21205
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関藤田医科大学

研究代表者

坪井 良樹  藤田医科大学, 医療科学部, 助手 (60908466)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
キーワード分子疫学 / エピジェネティクス / DNAメチル化 / 5メチルシトシン / 5ヒドロキシメチルシトシン
研究成果の概要

住民健診受診者を対象にして白血球DNAを抽出し、ヒトゲノム全体のDNAメチル化指標である5-メチルシトシン(5mC)とDNA脱メチル化の中間産物である5-ヒドロキシメチルシトシン(5hmC)の割合を測定し、生活習慣病との関連について解析を実施した。その結果、5hmC高値群において心疾患および脳血管疾患の既往歴者が有意に多く、日本人集団においてDNA脱メチル化が循環器疾患と関連することを示唆した。

自由記述の分野

疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

DNAメチル化及びDNA脱メチル化は、遺伝子配列に依存しない遺伝子発現の制御機構であり、様々な生活習慣病の発症と進展に関与していることが明らかとなっている。従来、DNAメチル化レベルと生活習慣病に焦点を当てた疫学研究が主体であり、DNA脱メチル化に焦点を当てた疫学研究は限定的である。DNAメチル化およびDNA脱メチル化の双方と生活習慣病との関連についてエビデンスを構築することは、発症メカニズム解明およびバイオマーカー確立に寄与することができると考えている。

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公開日: 2024-01-30  

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