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2022 年度 研究成果報告書

注意バイアス修正法が楽観性に与える効果とメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K21222
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関長崎大学 (2022)
鹿児島大学 (2021)

研究代表者

丸田 道雄  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (30912951)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
キーワード楽観性 / 注意バイアス / リハビリテーション
研究成果の概要

本研究では楽観性を高める可能性のある注意バイアス修正トレーニングの臨床応用に向けて,脅威回避型(ネガティブな刺激から注意を逸らす課題)とポジティブ探索型(ポジティブな刺激に注意を向ける課題)のメカニズムの異なる2種の課題を用いることで,楽観性と注意バイアスとの関連性について比較検討することを目的とした.その結果,いずれの課題で測定した注意バイアスも楽観性総得点,楽観性下位尺度,悲観性下位尺度との関連を示さなかった.楽観性には,肯定的情動や反芻,開放性などの性格特性が関連を示した.

自由記述の分野

作業療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

注意バイアス修正トレーニングが楽観性に与える影響は,否定的な刺激に対する注意バイアスの存在や程度に依存しない可能性を示しており,本研究成果は,楽観性を高めるための注意バイアス修正トレーニングプログラムの発展に寄与するものと考える.今後は視線分析などのより詳細な注意バイアス指標を用いながら縦断的に関連性を検討し,介入プログラムの開発及び効果検証を進めていきたい.

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公開日: 2024-01-30  

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