研究課題/領域番号 |
21K21251
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
鈴木 啓太 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (40758504)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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キーワード | 慢性疼痛 / ビタミンD / ビタミンD受容体 / ゲノム疫学 |
研究成果の概要 |
ビタミンD受容体遺伝子の転写活性にかかわる5種類の一塩基多型に着目し、それらで対象者を層別化し、慢性疼痛と25水酸化ビタミンDの関連を解析した。その結果、ビタミンD受容体遺伝子のプロモーター領域における転写因子CDX2結合部位の一塩基多型 (rs11568820)に変異アレルを有する場合のみ、25水酸化ビタミンD濃度が低いことと慢性疼痛の有病が関連することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
25水酸化ビタミンDと慢性疼痛の関連については世界的に多くの先行研究がなされているが、国内においては我々のグループからの報告に限られる。また、我々の研究成果は25水酸化ビタミンDと慢性疼痛の関連が対象者の特性によって異なることを示す世界で唯一のものである。得られた知見は、ビタミンD を用いた慢性疼痛の治療・予防法の発展と遺伝子情報を用いた慢性疼痛のオーダーメイドアプローチの確立につなげる。
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