研究課題/領域番号 |
21K21252
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村尾 昌信 京都大学, 医学研究科, 技術職員 (20909048)
|
研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
|
キーワード | 造血幹細胞移植 / 骨格筋量 / マイオカイン / リハビリテーション / 理学療法 |
研究実績の概要 |
今年度は、研究活動スタート支援補助金の交付内定後、京都大学医の倫理委員会へ当研究計画を申請し、研究実施の許可を得た。また、当研究を大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)の臨床研究登録システム(UMIN-CTR)に登録した。京都大学医の倫理委員会への新規登録のために補助金を使用した。 同時並行で、当院リハビリテーション部理学療法士、血液内科臨床医師団、研究室スタッフ、および病棟看護師と研究プロトコルに関するミーティングを重ね、詳細な採血および血清保存プロトコルを策定した。また、マイオカイン濃度測定キットの見積もりを依頼し、金額が決定した。さらに、検体運送業者と法人契約を結び、血清の運輸方法を決定した。生化学検査受託業者とマイオカイン濃度測定の詳細な打ち合わせを進めている。 現状1名の造血幹細胞移植患者様の血清および身体機能データ取得が完了し、3名の患者様からそれらのデータを取得中である。以上のように、研究の準備は完了し、スタートしたものの、現状ではまだ社会に示すことのできるデータは得られていない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
倫理委員会へ研究を申請したが、申請過多につき倫理審査の通過に時間を要したため。また、COVID-19収束の見通しが立たず、病院全体の入院患者数が制限され、研究対象者が想定より少ないため。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は、継続してデータ取得を進める。一定数のデータが集積されれば、途中経過を学会に投稿する予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
倫理委員会の審査結果待機とCOVID-19に伴う入院患者制限により研究の進行が予定より遅れており、本補助金の主な使途である血清マイオカイン濃度測定キット購入と生化学検査受託費としての支出に至らなかったため。
|