研究課題/領域番号 |
21KK0019
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
松永 泰行 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20328678)
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研究分担者 |
Colak Vakkas 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 研究員 (90913418)
貫井 万里 学校法人文京学院 文京学院大学, 人間学部, 准教授 (90549578)
横田 貴之 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任教授 (60425048)
鈴木 啓之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任准教授 (50792488)
KHALILI MOSTAFA 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 特定助教 (50977288)
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研究期間 (年度) |
2021-10-07 – 2025-03-31
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キーワード | クルディスタン / 市民団体 / イスラ―ム主義運動 / ムスリム同胞団 / スーフィー・タリーカ / ホジュレ |
研究実績の概要 |
第3年次である本年度は、イラン国内の関係者との調査研究に関わる共同研究基盤の整備および文献調査の推進のために、5月より翌3月まで、Ahmadian Sohrab氏を非常勤研究員(研究協力者)として東京外国語大学で雇用し、共同研究を進めた。11月には、研究代表者(松永)とAhmadian研究員がイランへ出張し、共同研究先のテヘラン大学世界学研究科での月例研究会で研究報告を行い、テヘラン市内および西アゼルバイジャン州、コルデスタン州、ケルマンシャー州の計6市において現地の関係者との面談を行い、共同研究の可能性について調査・事前準備を行った。 加えて、研究成果の中間的な報告として、6月に英国(Queen's University Belfast)で開催された世界政治学会(IPSA)RC43/14の研究集会に研究代表者が参加し、研究報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
第2年次に引き続き、非常勤研究員の雇用を通じて、共同研究先機関との関係を深めつつ、イラン西部地域での現地調査および関係者との関係構築を進めることができ、実質的な進展がみられた。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度も引き続き共同研究先機関との関係を深め、イラン西部地域への更なる訪問の可能性を探りながら共同研究の継続を行い、また研究成果の発表の準備も鋭意進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究代表者と非常勤研究員(研究協力者)についてはイラン出張の機会を得ることができているが、研究分担者を含めた全体での出張については、現地の政治情勢を踏まえいまだに実現できていない。そのため、旅費部分を繰り越しているため。最終年度での実現を引き続き模索する。
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