研究課題/領域番号 |
21KK0077
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
西村 幸夫 國學院大學, 観光まちづくり学部, 教授 (20159081)
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研究分担者 |
森 朋子 札幌市立大学, デザイン学部, 准教授 (00746480)
黒瀬 武史 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (50598597)
永野 真義 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50793527)
黒本 剛史 國學院大學, 観光まちづくり学部, 助手 (50963328)
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研究期間 (年度) |
2021-10-07 – 2026-03-31
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キーワード | 遺跡 / 保存活用整備計画 / 地球物理学調査 |
研究実績の概要 |
2022年度(2年目)は、2022年11月に現地にて都市計画チームと考古学チームとの合同調査を行い、各遺跡の状況を把握して計画立案につなげる基礎研究を行った。 ■考古学チーム:ティラウラコット遺跡を中心に半径10kmにある合計64遺跡について、その規模や遺物・立地条件等で優先度を4分類し、優先度の高い遺跡から順次非破壊での地球物理学調査(Geophysical survey)を行った。得られた情報を地理情報システム(GIS:Geographic Information Systes)にて整理中であり、2023年度のフォローアップ調査にて精査し、ティラウラコット遺跡を中心に半径10kmにおける各遺跡の実態を捉えた広域エリアでのリスクマップを完成していく。 ■都市計画チーム:考古学チームとオンライン会議にて事前調整を行い、物理学調査範囲や優先度について協議し、本調査対象遺跡の範囲を定め、考古学チームがその内容に従って物理学調査を行った。また、研究分担者を2名追加して現地調査と計画策定を強化し、2022年11月に、研究分担者所属大学の修士課程の学生4名を含めた合計8名にて現地に渡航し、考古学チームと合同で物理学調査や明らかになった遺跡に関するリスクマップ等の情報を共有した。得られた情報をもとに、都市計画チーム内にて分担し、世界遺産ルンビニと世界遺産暫定リストのティラウラコット遺跡内部とその周辺地域の保存活用整備計画の策定を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
考古学チーム・都市計画学チームで現地合同調査を実行し、考古学チームの調査結果を共有し、都市計画チームにて世界遺産ルンビニと世界遺産暫定リストのティラウラコット遺跡内部とその周辺地域に関する保存活用整備計画を立案することができた。
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今後の研究の推進方策 |
考古学チームは、今年度現地フォローアップ調査と調査結果のまとめを予定している。都市計画チームは、考古学チームからの研究成果を得られ次第、ティラウラコット遺跡を中心にした半径10kmにおける重点地域等のゾーン設定を行うとともに、各遺跡の保存活用計画立案をおこなってゆく。
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次年度使用額が生じた理由 |
現地調査を2回(11月以外)予定した研究分担者の旅費であり、次年度以降に繰り越して、現地調査を行う予定である。
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