研究課題/領域番号 |
21KK0207
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
新開 泰弘 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10454240)
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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キーワード | サルフェン硫黄 / 環境中親電子物質 / 生体防御 |
研究実績の概要 |
メチル水銀や大気中ナフトキノン化合物などの親電子物質は環境中にユビキタスに存在し、ヒトの健康を障害するリスク因子であることが理解されており、それらに対する生体防御機構の理解は重要な課題である。研究代表者は生体内における親電子ストレスに対する重要な防御タンパク質として、サルフェン硫黄が結合しているタンパク質を想定し、当該タンパク質を検出・同定する方法を確立して解析を進めている。本国際共同研究では、分析化学と環境毒性学に強い海外の研究者2名とそれぞれ連携することによって基課題をより発展させ、サルフェン硫黄結合タンパク質の分子構造と生体防御に関わる機能性を明らかにすることを目的としている。 当初は2022年度中の渡航・共同研究を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響と研究代表者の所属先の変更に伴って、渡航を2023年度以降に延期した。そのため、今年度は海外共同研究を開始するため、新しい所属先と海外受け入れ先との調整業務を行った。また、受け入れ機関の研究協力者及びその他の研究協力者と研究の内容と計画について打ち合わせをし、研究実施計画を次年度に合わせて調整した。研究代表者の基課題の研究成果についても、 定期的なメールやオンラインでのミーティングによって、ディスカッションを行っている。渡航許可が下りた後、2022年度末に交付申請を行った関係上、2023年度から実質的な研究実績をあげることが期待できる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初は2022年度より渡航して研究を開始する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響と研究代表者の所属先の変更に伴って新しい所属先との調整が必要になったため、2023年の夏に渡航開始を延期したことによる。
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今後の研究の推進方策 |
海外の受け入れ先と所属先とは調整がとれたことから、上記の理由により延期した渡航を開始し、予定していた共同研究を現地で実施する予定である。
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