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2022 年度 実施状況報告書

沖縄の反戦米兵とサンフランシスコ湾岸地域の社会運動が織りなす運動空間に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21KK0223
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

大野 光明  滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (80718346)

研究期間 (年度) 2022 – 2023
キーワードサンフランシスコ湾岸地域 / 沖縄 / ベトナム反戦運動 / ブラックパワー / エスニック・マイノリティ / 軍隊
研究実績の概要

本研究の目的は、1960年代末から70年代前半の沖縄における米軍兵士によるベトナム反戦運動とサンフランシスコ湾岸地域の諸運動とのつながりを検証し、「トランスナショナルな運動空間」という分析枠組みから考察することである。具体的には、アメリカ合衆国内のエスニック・マイノリティ運動などの社会運動が沖縄の米兵にどのような思想的、運動論的な影響を与えていたのか、いかなる運動資源(メディア、人、資金)が沖縄における運動へ提供され、活用されたのかについて調査を行うものだ。
2022年度は米国渡航の準備を行った。共同研究者との研究内容や実施時期の調整、渡航にあたっての事務的手続きを進めた。3月末より米国滞在を開始し、研究環境の整備を進めた。今後、米国内外のアーカイブズにおける資史料の調査、運動当事者への聞き取り調査、フィールドワークを進める。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2022年度は予定通り渡航準備を進めた。

今後の研究の推進方策

予定通り、サンフランシスコ州立大学、カリフォルニア大学バークレー校など米国内外のアーカイブズにおける資史料の調査、米国内外の運動当事者への聞き取り調査、そしてフィールドワークを進める。また、調査結果を発表する機会を共同研究者とともに準備していきたい。

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公開日: 2023-12-25  

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