研究領域 | 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク |
研究課題/領域番号 |
221S0003
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研究機関 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構新分野創成センター |
研究代表者 |
木村 實 大学共同利用機関法人自然科学研究機構新分野創成センター, 新分野創成センター・ブレインサイエンス研究分野, 客員教授 (40118451)
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研究分担者 |
丹治 順 玉川大学, 脳科学研究所, 客員教授 (10001885)
村山 繁雄 東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (50183653)
笠井 清登 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80322056)
崎村 建司 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40162325)
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
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キーワード | 若手研究者育成支援 / 研究リソース支援 / 技術開発支援 / ブレインバンク / 脳画像データベース / モデル動物 / 脳分子プロファイル / ウイルスベクター |
研究概要 |
総括支援活動については、支援業務を担当する委員会が精力的な活動を行っている。研究集会委員会は、夏のワークショップにおいて研究支援の在り方や若手研究者育成支援などの企画を運営し、脳関連の8つの新学術領域、戦略的脳科学研究推進支援プログラム、CREST、さきがけ、「脳と心のメカニズム」研究者グループなどの幅広い脳科学研究者コミュニティー、更に文部科学省から合計758名の参加を得て、活発な討論と研究交流を行った。育成支援委員会は、異分野の若手研究者による研究室相互訪問プログラム、新研究法・新分野開拓のための研究集会を公募し、多数の応募の中から選考して支援した。データベース委員会は、包括脳のホームページを立ち上げ、1189名の研究者にネットワーク登録願い、支援活動の情報発信と意見の収集、ニュースレターの編集・発行を行い、包括脳による支援活動を脳科学コミュニティーに発信した。 リソース・技術開発支援活動については、現在支援業務を担当している12拠点ともにほぼ順調に活動を展開している。特に「神経科学ブレインバンクネットワークの構築」では220例を超える標本蓄積と40件に達する供給を行い、「脳画像統合データベース支援活動:疾患拠点」では当初計画していた3課題を大幅に上回る11課題の支援を実現した。また、「独創性の高い脳モデル動物の開発と供給」では遺伝子改変マウス、遺伝子改変ラット、およびハイスループットモデル動物ともに当初の計画どおり着実に進展しており、「脳分子プロファイリング開発支援活動」では特に「脳機能分子発現解析」において、当初の30課題に対して37課題を採択し、その多くで支援を完了したという驚異的な実績は特筆すべきである。さらに「革新的脳計測・操作技術開発」においても、多点計測4件と光刺激装置4件の計8件の支援を実施した実績は高く評価でき、今後の使用実績に期待したい。
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