研究課題/領域番号 |
22220006
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
伊佐 正 生理学研究所, 発達生理学研究系, 教授 (20212805)
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研究分担者 |
吉田 正俊 生理学研究所, 発達生理学研究系, 助教 (30370133)
金田 勝幸 北海道大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (30421366)
PHONGPHANPHANEE Penphimon ノバルティス・タイ株式会社, Medical Scientific Liaison (30608782)
加藤 利佳子 生理学研究所, 発達生理学研究系, 特別協力研究員 (20425424)
笠井 昌俊 生理学研究所, 発達生理学研究系, 特別協力研究員 (70625269)
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研究協力者 |
尾上 浩隆 理化学研究所, 分子イメージングセンター, チームリーダー
MUNOZ Douglas カナダ国クイーンズ大学, 教授
WHITE Brian カナダ国クイーンズ大学, 博士研究員
池田 琢朗 京都大学, 霊長類研究所, 研究員
高浦 加奈 理化学研究所, 研究員
ITTI Laurent 米国南カリフォルニア大学, 准教授
REDGRAVE Peter 英国シェフィールド大学, 教授
ZEGHBIB Abdelhafid 英国シェフィールド大学, 研究員
VEALE Richard 生理学研究所, 発達生理学研究系, JSPS外国人研究員
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研究期間 (年度) |
2010-05-31 – 2015-03-31
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キーワード | 意識 / 上丘 / 注意 / サッケード運動 / 盲視 / 2光子レーザー顕微鏡 / 大規模シミュレーション / 霊長類 |
研究成果の概要 |
一次視覚野が損傷されると反対側視野の視覚的意識が失われるが、障害視野の対象に対して眼球や手を動かすことが可能であるという「盲視」という現象が知られている。本研究では、片側一次視覚野損傷サル、ヒト症例、及びマウス個体、脳スライス標本、大規模計算機シミュレーションなどを用いた研究を組み合わせ、「盲視」が外界の「サリエントな」視覚刺激を検出できるメカニズムを解析した。その結果、中脳上丘から視床枕、頭頂連合野、前頭連合野にいたる回路が「盲視」を担っており、中でも入力部にあたる上丘の空間マップには顕著なメキシンカンハット型の中心興奮―周辺抑制回路が内在していることが鍵となっていることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
神経科学
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