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2014 年度 研究成果報告書

環境ストレスによるヌクレオチドプールの恒常性破綻の分子病態と制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22221004
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関九州大学

研究代表者

中別府 雄作  九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (30180350)

研究分担者 作見 邦彦  九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (50211933)
土本 大介  九州大学, 生体防御医学研究所, 助教 (70363348)
岡 素雅子  九州大学, 生体防御医学研究所, 学術研究員 (80467894)
盛 子敬  九州大学, ヌクレオチドプール研究センター, 助教 (90467895)
秋本 頼子  九州大学, 生体防御医学研究所, 非常勤研究員 (50613254)
連携研究者 大八木 保政  九州大学, 医学研究院, 教授 (30301336)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード活性酸素 / 放射線 / DNA / RNA / 突然変異 / バイスタンダー効果 / 細胞死 / 神経変性
研究成果の概要

我々は、放射線や環境ストレスの標的としてヌクレオチドプールの重要性とその品質維持機構の意義を明らかにした。品質維持機構が破綻するとヌクレオチドプール中に蓄積した損傷ヌクレオチドが核やミトコンドリアゲノムに取り込まれ、突然変異を引き起こすことで発がんや遺伝性の先天性異常を引き起こす。ゲノムに蓄積した損傷塩基はDNA修復により除去されるが、持続的なDNA修復はプログラム細胞死を誘導する。我々は、このような細胞死は発がん抑制に寄与するが、アルツハイマー病や網膜変性などの神経変性を引き起こすことを明らかにした。さらに、損傷ヌクレオシドがバイスタンダー効果のメディエータとして作用することを明らかにした。

自由記述の分野

生化学、分子生物学、神経科学

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公開日: 2016-06-03  

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