研究課題/領域番号 |
22226001
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
新田 淳作 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00393778)
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研究分担者 |
手束 展規 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (40323076)
好田 誠 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (00420000)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | スピン軌道相互作用 / スピン生成 / スピン制御 / スピン検出 |
研究成果の概要 |
スピンはこれまで磁界により制御されてきたため、空間局所的・時間的高速な制御が出来ない。スピン軌道相互作用は磁界を電界に変換する相対論的な効果である。半導体ヘテロ構造の電界に起因するスピン軌道相互作用を用いることにより、これまで磁界に操作されてきた電子スピンを電気的に生成・制御・検出する機能を創出することに成功した。さらに起源の異なる2つのスピン軌道相互作用を直接検出する概念を確立し、この手法を用いてスピン緩和を抑制された永久スピン旋回状態を電界制御により実現した。これらの成果は、高速・省電力スピントロニクスの重要な要素技術として期待される。
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自由記述の分野 |
スピントロニクス
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