研究課題/領域番号 |
22226015
|
研究種目 |
基盤研究(S)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 泰浩 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40221882)
|
研究分担者 |
岩森 光 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部物質循環研究分野, 分野長 (80221795)
中村 謙太郎 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (40512083)
|
連携研究者 |
藤永 公一郎 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任研究員 (90409673)
野崎 達生 独立行政法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究員 (10553068)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 海底鉱物資源 / 資源探査 / グローバル物質循環 |
研究成果の概要 |
研究代表者らは,最先端産業にとって不可欠なレアアースを高濃度で含む「レアアース泥」が太平洋の広域とインド洋の東部に分布していることを発見した.全岩化学分析,放射光による微小領域分析および独立成分分析による統計解析の結果,レアアース泥は堆積速度が非常に遅い海域において、熱水性の鉄質懸濁物質と生物源アパタイトがレアアースを濃集して生成することが明らかとなった.さらに,南鳥島EEZにおいても総レアアース濃度が中国の陸上鉱床の約20倍に達する「超高濃度レアアース泥」の存在を確認した.レアアース泥は2013年に閣議決定された新しい海洋基本計画にも組み込まれ,実開発に向けた取り組みが産学官で進展中である.
|
自由記述の分野 |
工学
|