• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

ミトコンドリア膜を舞台としたタンパク質の交通管制機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22227003
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 構造生物化学
研究機関京都産業大学 (2013, 2015)
名古屋大学 (2010-2012, 2014)

研究代表者

遠藤 斗志也  京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (70152014)

研究分担者 田村 康  山形大学, 理学部, 准教授 (50631876)
連携研究者 西川 周一  新潟大学, 理学部, 教授 (10252222)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2016-03-31
キーワードミトコンドリア / 酵母 / トランスロケータ / 膜透過 / 部位特異的光架橋 / ERMES / 脂質輸送 / TOM複合体
研究成果の概要

ミトコンドリアにタンパク質を適切に配送する交通管制システムについて,脂質の交通も含めた大きなフレームワークで作動機構の解明を目指した。部位特異的光架橋で外膜トランスロケータTOM複合体の各サブユニット間,前駆体との相互作用をマッピングして複合体の動的全体構造を明らかにした。ミトコンドリア上でSTOPコドンを欠いたmRNAに由来する新生鎖がトランスロケータの孔を詰まらせる事態を回避する仕組みを見出した。ミトコンドリア内膜のTam41がカルジオリピン合成の鍵酵素であることを明らかにし,外膜と内膜の間でホスファチジン酸を輸送するUps1-Mdm35について構造を決定し,輸送メカニズムを明らかにした。

自由記述の分野

構造生物学及び分子細胞生物学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi