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2014 年度 研究成果報告書

新たに発見した”ナチュラルヘルパー細胞”の機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22229004
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関独立行政法人理化学研究所 (2012-2014)
慶應義塾大学 (2010-2011)

研究代表者

小安 重夫  独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, センター長 (90153684)

連携研究者 茂呂 和世  独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 上級研究員 (90468489)
古澤 純一  東京医科大学, 医学総合研究所 免疫制御研究部門, 博士研究員 (80570796)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード自然リンパ球 / IL-5 / IL-13 / 寄生虫 / アレルギー性炎症 / ステロイド抵抗性 / Notch / IL-7
研究成果の概要

研究代表者らが発見したナチュラルヘルパー(NH)細胞が、寄生虫(鉤虫)感染時に好酸球増多や胚細胞からのムチン産生を介して感染防御に機能すること、喘息などのアレルギー性炎症においては同じ反応が炎症を亢進させる増悪因子であることを明らかにした。また、喘息におけるステロイド抵抗性にNH細胞が関わること、このときに上皮細胞由来のサイトカインTSLPの受容体下流で機能するStat5を阻害することでステロイド抵抗性を解除できることを明らかにした。また、NH細胞の分化に関しても検討し、この細胞がリンパ球の共通前駆細胞からNotchとIL-7のシグナルによって分化することを明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2016-06-03  

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