研究課題
基盤研究(A)
脳の左右差の形成メカニズムを探るために、海馬シナプスの左右差に異常のある遺伝子変異マウスを検索し、CA1-specific1NR2B1knockout1mouse, 1CA1-specific1 GluR1 knockoutouse, beta2 microglobulin knockout mouseでそれぞれ左右差が消失していることを見出した。また、左右非対称性の生理的意義を探るために、マウスにおける空間記憶能の左右非対称性を検索したところ、右半球優位であることを発見した。今後は、本研究で得られた新たな指標を用いて、これらの遺伝子変異マウスによって非対称性形成のメカニズムをさらに検討する。
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Journal of Physiology
巻: (in press)
Hippocampus
巻: 22巻 ページ: 117-121