北海道から九州までほぼ全国にわたる35都道府県の栄養関連学科85施設の参加を得て、その施設の新入生ならびにその母および祖母およそ7000人ずつを対象に、食習慣と健康状態を尋ねる質問票調査を実施した。その結果、学生5132人、母4236人、祖母2441人が本研究に参加し、大規模なデータが構築された。データは調査に参加したすべての共同研究者に配布され、他の教員や学生も使用可能となるよう、幅広く使用できる仕組みを整えた。本研究データを使用して、これまでに3報が原著論文として国際誌に受理された。その他、国内の学会発表や、卒業研究および修士論文など、各施設でデータが使用され、研究成果が報告された。
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