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2014 年度 研究成果報告書

大陸氷床の出現初期における海洋循環:岩石磁気学的な新視点に基づく高精度解析

研究課題

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研究課題/領域番号 22241006
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境動態解析
研究機関九州大学

研究代表者

大野 正夫  九州大学, 比較社会文化研究科(研究院), 准教授 (00251413)

研究分担者 北 逸郎  九州大学, 大学院比較社会文化研究院, 教授 (10143075)
桑原 義博  九州大学, 大学院比較社会文化研究院, 准教授 (90281196)
狩野 彰宏  九州大学, 大学院比較社会文化研究院, 教授 (60231263)
連携研究者 佐藤 時幸  秋田大学, 国際資源学部, 教授 (60241668)
研究協力者 林 辰弥  御船町恐竜博物館, 学芸員
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード岩石磁気 / 古海洋 / 海洋循環 / 深層水 / 大陸氷床
研究成果の概要

深海底堆積物試料の岩石磁気・氷山起源の漂流岩屑堆積物(IRD)量・石灰質ナンノ化石など様々な分析を行い、総合的に解析することで、300-200万年前の北大西洋における古環境変動史を明らかにした。
特に、岩石磁気測定結果の解析により、堆積物が二成分の混合で説明できること、そして一方の成分はノルウェー海で形成された北大西洋深層水が、玄武岩を起源とする物質を運んできたもので、その成分比が深層水形成の活発さを反映していることを示した。これにより深層水形成が約2.68Maのパナマ海峡の閉鎖に伴って強化されたことや、また数千年周期のIRDイベントの発生に伴う急激な減少と、その後の回復を明らかにした。

自由記述の分野

古地磁気・岩石磁気

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公開日: 2016-06-03  

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