研究概要 |
2010年12月4日に、国際開発学会20周年記念大会公開シンポジウム「東アジアにおける開発とジェンダー」にて大沢真理がパネリストを務め、報告「日本の生活保障システムの課題をジェンダー分析する」を行った。大沢真理と研究協力者の阿部彩が中心となって,大規模アンケート調査「福井の希望と社会生活調査」を企画・実施した(2011年3月2日に16000通の調査票を配布し,31日までに約7000通を回収)。回収調査票の入力・一次集計結果が7月末に納品された。 2011年3月4日シェフィールド大学にて大沢真理が、英国国立日本学研究所で招待講演(Distinguished Lecture 'Contextualizing the Socio-economic Strategy of the DPJ:Koizumi's policy and the EU's Lisbon strategy')。2011年3月7日エッセンにて,エッセン高等人文学研究所、デュースブルグ大学、ボッフム大学、デュッセルドルフ大学と本研究が共催したワークショップにて、大沢真理が基調講演を行った('Gender-Equality and the Revitalization of Japan's Society and Economy under Globalization')。 2011年9月24日に東京大学にて国際ワークショップを開催した。大沢真理、金英、相馬直子が報告。マルガリータ・エステベス・アベは、5月の社会政策学会大会ジェンダー部会にて発表した論文を改訂して提出し、カレン・シャイアは提出原稿にコメントを寄せた。 社会的経済の比較研究の成果が,大沢真理編『社会的経済が拓く未来-危機の時代に「包摂する社会」を求めて』(ミネルヴァ書房)として2011年5月に刊行された。
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