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2010 年度 実績報告書

宗家文書を素材とした分散所在大名家史料群の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22242016
研究機関東京大学

研究代表者

鶴田 啓  東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)

研究分担者 横山 伊徳  東京大学, 史料編纂所, 教授 (90143536)
小野 將  東京大学, 史料編纂所, 准教授 (70272507)
渡邉 正男  東京大学, 史料編纂所, 准教授 (80230994)
箱石 大  東京大学, 史料編纂所, 准教授 (60251477)
木村 直樹  東京大学, 史料編纂所, 助教 (40323662)
荒木 裕行  東京大学, 史料編纂所, 助教 (70431799)
福留 真紀  長崎大学, 教育学部, 准教授 (60549517)
キーワード史料学 / 日本史 / 大名 / 文書群
研究概要

第一に、宗家文書のデータベース化を推進する目的で、サーバ・クライアントシステム一式を導入して対馬歴史民俗資料館に設置し、東京大学史料編纂所にある宗家文書検索システム(既開発)をベースとしたデータベースシステムの開発を行った。また、史料編纂所側システムにも必要な機能追加を行った。これにより、史料編纂所にある史料のデータは東大サーバ、対馬歴史民俗資料館にある史料のデータは対馬サーバにそれぞれ置く形となり、両機関が自機関分のデータ(自機関建物内に設置したサーバに格納)を随時更新しつつ、相互に横断検索を行うことが可能になった。これらの開発を円滑に進めるため、東京で1回、対馬で2回の打ち合わせを実施した。なお、国立国会図書館が所蔵する宗家文書のデータについては東大サーバに格納しており、これについても東大側・対馬側双方から横断検索が可能である。
第二に、デジタル撮影による宗家文書の公開を進めるため、東京大学史料編纂所が所蔵する宗家史料(未デジタル化部分)のうち約36000コマについてデジタル撮影を行った。あわせて、史料編纂所が所蔵する歴史資料の目録類から、対馬藩・宗家に関係する記載事項を抽出する作業を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 露米会社とイギリス東インド会社2010

    • 著者名/発表者名
      木村直樹
    • 雑誌名

      『日本の対外関係6近世的世界の成熟』(荒野・石井・村井編)(吉川弘文館)

      ページ: 151-170

  • [雑誌論文] 18世紀の対外政策と長崎2010

    • 著者名/発表者名
      木村直樹
    • 雑誌名

      『18世紀日本の政治と外交』(藤田覚編)(山川出版社)

      ページ: 163-191

  • [雑誌論文] The comment to Derek Massarella The East India Company, religionand the remote and dark corners of the earth2010

    • 著者名/発表者名
      Naoki MURA
    • 雑誌名

      British history 1600-2000 : expansion in perspective Edited by Kazuhiko Kondo and Miles Taylor, Institute of historical research University of London

      ページ: 59-62

  • [学会発表] 徳川政権と東アジア2010

    • 著者名/発表者名
      鶴田啓
    • 学会等名
      UBC(Univ.of British Colombia) summer workshop
    • 発表場所
      Vancouver, Canada
    • 年月日
      2010-08-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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