研究課題
基盤研究(A)
本研究の第一の目的は基礎データの収集であり、これまで邑久窯跡群において未調査であった8世紀後半の窯跡2基、10世紀の窯跡1基の須恵器窯跡を発掘調査した。前二者では「大」や「福」などの貴重な文字資料を発掘するとともに、これらの窯が当時の備前地域の官衙と関わることが推測できた。また後者は備前焼に直接的につながる可能性のある窯跡であることが推測できた。第二の目的の自然科学的な検討においては、蛍光X線分析法による胎土分析では、岡山県内への流通だけでなく、香川県にまで運ばれている可能性が推測できた。さらに磁気探査に関しては、かなりうまく対応することが確認でき、今後の調査方法に期待を持つことができた。
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