研究課題/領域番号 |
22243008
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
二宮 周平 立命館大学, 法学部, 教授 (40131726)
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研究分担者 |
田中 通裕 関西学院大学, 法学部, 教授 (00131508)
櫻田 嘉章 甲南大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (10109407)
中野 俊一郎 神戸大学, 法学研究科, 教授 (30180326)
村本 邦子 立命館大学, 応用人間科学研究科, 教授 (70343663)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 合意による紛争解決 / 親子の面会交流 / 養育費の分担 / 家族の多様化 / 家事調停・メディエーション |
研究概要 |
海外調査として、1、2013年11月17日から24日まで、カナダ・オンタリオ州のトロント市、ロンドン市を訪れ、監視付き面会交流(面会交流センター)の実際、子ども弁護士(チルドレンズ・ローヤー)による子の気持ちや意見の聞き取り、家庭裁判所における合意による解決の支援方法などを調査した(概要は、二宮「別居・離婚後の親子の交流を支援する仕組みの追求~韓国・カナダ調査を参考に(2)」戸籍時報709号所収)。2、2013年8月5日から9日まで及び2014年3月10日から12日まで、韓国ソウル、全北市を訪れ、別居・離婚後の親子の交流を促進するツールとなっている「養育手帳」の利用状況、家庭法院内で実施されている離婚案内(子女養育案内)の実際、家庭暴力関連相談所における加害者治療・矯正などを調査した(概要は、上記連載の(1)戸籍時報708号、(3)710号所収)。3、2014年3月1日から4日まで、台湾台中市、台北市を訪れ、家事事件手続法の立法者、地方法院家庭部の裁判官にヒアリングをした。 海外から研究者・実務家を招聘しての公開研究会・シンポジウムとして、1、ジョアン・マイヤー(ジョージワシントン大学ロースクール教授)「子の監護裁判における引き離しと虐待~アメリカの経験」2013年4月8日(月)、2、シンポジウム「白仏両国における婚・パートナーシップ法制・内縁の3元構造の展開とその背景」、ジャン・ガリーグ(パリ第2大学講師)、ジャン=ルイ・ランション(ベルギー・ルーヴァンカトリック大学教授)2013年9月8日、3、宋賢鐘(ソウル家庭法院専門調査官)「韓国における親教育~面会交流を保障するために」2014年2月18日を実施した。 なお科研の成果については、2014年度中に日本加除出版、信山社から2冊刊行の予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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