研究課題/領域番号 |
22243027
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
大野 健一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (40240684)
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研究分担者 |
大野 泉 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (20397102)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 国際研究者交流 / エチオピア:ベトナム:タイ:マレーシア:韓国 / 産業政策 / アジア / アフリカ / 政策学習 / 政策対話 |
研究概要 |
①本研究の主要成果となる和文書物「産業政策のつくり方:アジアのベストプラクティスに学ぶ」を有斐閣から出版した。これは昨年度出版の英文書物を改定・アップデートのうえ訳出したもの。また英文ペーパーバック版の準備が整い、まもなく出版される(2014年夏頃)。 ②新たな英文書物「Eastern and Western Ideas for African Growth: Diversity and Complementarity in Development Aid」をルートリッジ社から出版した。 ③JICAと共同実施中のエチオピア政府との「産業政策対話」において、ハイレマリアム首相の要請と指名をうけ、次期5カ年計画の策定およびカイゼン強化の支援を開始した。また研究成果を活用して、エチオピアの輸出政策、外資政策、日系企業誘致についても支援を行った。今年度は首相との政策対話を3回、首相との書簡交換を3回実施した。 ④ベトナムでは、日越官民の協力案件「工業化戦略」(研究代表者が作業部会長をつとめる)で、本研究が提案した手続き・文書形式にのっとり、5業種の行動計画案を策定した。またアセアン諸国の外資政策・中小企業政策・外資リンケージ政策の比較調査をベトナム人研究者と実施、外国投資庁に提供するとともに公開シンポジウムを行った。「中所得のわな」に関する講演を行い、政府関係者、研究者、マスコミに広く取り上げられた。 ⑤ものづくり中小企業のアジア展開に対する行政・NPO等の支援政策のあり方につき、国内7か所の製造業集積地を訪問調査し、報告を執筆すると同時に、各自治体間のネットワークづくりを開始した。この成果は1年以内に和文出版する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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