研究課題
最終年度にあたる本年は、各領域の残された課題に従事すると共に、領域横断的な研究成果の擦り合わせを行った。1.家族領域については、カタール、マレーシア、インドにて実施したアジア家族比較数量調査のデータをクリーニングして、すでにクリーニングの終了しているベトナム、タイのデータと合わせ、5か国比較が可能なデーターベースを構築する作業を進めた。カタール以外は完成目前である。2.メディア領域では、昨年度までに実施した国際共同研究と国際シンポジウムの成果を書籍として出版をめざし、日本語と英語翻訳をすすめた。3.移動領域では、移民がどのように社会で統合/非統合されようとしているかについて検討をした。また成果を書籍として刊行するためソウルから研究者を招へいし研究会を行った。4.政策領域では、アジア諸社会におけるケアレジームの比較の成果の英語出版にむけて原稿を執筆し、研究グループ内で検討を重ねている。5.労働領域では、これまでの東アジアの労働市場と社会階層に関する研究成果をまとめ、日本語と英語での出版のため入稿を完了した。6.5つの領域の成果を総合するため、各領域の成果を様々な角度から検討し、領域横断的な研究会を実施した。また、総合的な研究成果は、9月に京都で開催されたEAJS(ヨーロッパ日本研究学会)、および1月に開催した国際シンポジウムにおいて報告をした。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 5件) 図書 (5件)
李卓・胡膨主編『亜洲社会発展与女性参与』
巻: 2014 ページ: 17-33
Cho Joo-Hyun ed. East Asian Gender in Transition
巻: 2013 ページ: 117-165
Sojourn: Journal of Social Issues in Southeast Asia
巻: 28 ページ: 36-63
『ソシオロジ』
巻: 58巻2号 ページ: 116-118
『東アジア評論』
巻: 第5号 ページ: 31-45
『研究紀要』長崎県立大学国際情報学部
巻: 14号 ページ: 143-150