研究課題
本年度は高周波偏向空胴を用いた横方向>縦方向プロファイル交換試験及び極短バンチ生成用高周波電子銃(ECC-RF-Gun)による縦方向プロファイル圧縮試験を行った。高周波偏向空胴ではプロファイル交換を確認するとともに縦方向プロファイル計測を実証した。また、ECC-RF-Gunにおいては電子生成位置より1.5m地点のバンチ長を3m地点において約1/10に圧縮することを確認した。これにより、1μm間隔のマスクで空間変調をかけた電子ビームの縦横を偏向空胴で交換し、1.5m程度走らせることによって100nmの進行方向変調とする目処がついた。このような変調プロファイルを維持するための空間電荷効果の影響やエミッタンスの影響などに関して今後慎重に詰める必要はあるが、小型な加速器システムにおいて、このような変調の可能性が確認できた。これにより、当初目標としたコヒーレント状態での電子ビームとレーザーの衝突が原理的に可能であることを確認し、次のステップに進むための重要なデータを得たことになる。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)
Nucl. Instrum. Meth. A
巻: submitted ページ: 未定
not decided
Vibrational Spectroscopy
PHYSICAL REVIEW SPECIAL TOPICS - ACCELERATORS AND BEAMS
巻: 17 ページ: 023401- 1‐9
DOI: 10.1103/PhysRevSTAB.17.023401
OplusE
巻: 36(3) ページ: 272-275
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 52 ページ: 056-401
10.7567/JJAP.52.056401
Nucl. Instr. Meth. A
巻: 726 ページ: 96-103
10.1016/j.nima.2013.05.183
Journal of Photopolymer Science and Technology
巻: Vol. 26, No. 6 ページ: 745-750
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B
巻: (in press)
10.1016/j.nimb.2014.01.034
10.1016/j.nimb.2013.12.037