研究課題
基盤研究(A)
さまざまな分子について系統的に配向分子からの 1s 光電子の角度分布(光電子回折像)を測定し、運動エネルギーが~100eV 以上の光電子回折像の測定結果は、多重散乱光電子回折理論(MS-PhD)の計算結果で精度良く再現できることを発見した。この結果に基づき、分子構造(結合距離と結合角)をパラメータとした MS-PhD 計算でランダムに複数の光電子回折像を計算し、その中から実験結果を最も良く再現するパラメータを探索する新たな分子構造決定法を開発した。 高強度レーザー電場による分子配向制御技術を導入した、「配向分子サンプル」+「光電子の運動量画像測定」の新たな実験スキームを構築した。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
Phys. Rev. Lett
巻: 110巻 ページ: 043001-1 -043001-5
DOI:10.1103/PhysRevLett.110.043001
J. Electron Spectrosc. And Relat. Phenom
巻: 185巻 ページ: 535 - 545
http://dx.doi.org/10.1016/j.elspec.2012.10.009
J. Phys. B
巻: 45巻 ページ: 194007-119400-8
DOI:10.1088/0953-4075/45/19/194007
J. Chem. Phys
巻: 136巻 ページ: 074305-1 -074305-11
http://dx.doi.org/10.1063/1.3687006
Stereodynamics and symmetry considerations
巻: 133巻 ページ: 164301-1 - 164301-9
DOI:10.1063/1.3505549
http://molecule.kek.jp