研究課題
基盤研究(A)
本研究では,かんらん岩の主構成鉱物であるかんらん石の結晶方位ファブリックとマントルのテクトニックな背景との関係について世界中のかんらん岩について精査した.かんらん石の変成鉱物として生じた蛇紋石(アンチゴライト)の結晶方位ファブリックの特徴とかんらん石ファブリックの関係を定量的に明らかにした.かんらん石とアンチゴライトの結晶方位の異なる岩石について弾性波速度を実測して,それぞれの鉱物の結晶方位異方性の強さが地震波異方性にどのような変化を与えるのか明らかにした.青色片岩の主構成鉱物である藍閃石とローソン石のファブリックの発達度合いから沈み込んだ海洋地殻のレオロジーと地震波異方性の効果を示した.
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