研究課題
基盤研究(A)
本研究は,シリコン基板表面に設けた溝に懸架した構造の梁型金属薄膜MEMSセンサ(マイクロビームセンサ)を流体中で加熱し,その温度上昇から気体や液体の熱伝導率を測定する新しい方法の開発を目的としたものである.そのため,長さ10μm程度の白金または金センサの作製法を確立した上で,空気とFC-72を試料とした実験を行い,熱伝導率の違いが検知できることを実証した.また,これをガスセンサ等に応用することを想定して,流れがセンサ温度に影響を及ぼさないことも実験的に確認した.
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Int. J. Thermophysics
巻: Vol. 31, No. 4-5 ページ: 888-899
DOI:10.1007/s10765-009-0700-5