研究課題/領域番号 |
22246054
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
システム工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田村 進一 大阪大学, その他部局等, 名誉教授 (30029540)
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連携研究者 |
水野 由子 (松本 由子) 兵庫県立大学, 大学院応用情報科学研究科, 教授 (80331693)
三好 智満 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70314309)
澤井 元 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (20202103)
陳 延偉 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (60236841)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 知能 / 神経回路網 / スパイク / シミュレーション / 連想 / 通信 / 時空間パターン |
研究成果の概要 |
同期的2次元神経回路網と非同期的2次元メッシュ状神経回路網のシミュレーションにおいて,ともに多重通信が可能であることを示した.とくに後者においては,時空間刺激パターンは,スパイク波と名付ける波動として伝播し,別の部位にある受信神経では特定の時空間パターンに変換される(遠隔伝送).受信した神経は,その受信時空間パターンがどの刺激によるものか,識別できる(多重通信).これは素子としての神経細胞が記憶素子として働くとともに,遠隔部位への多重伝送の中継素子としても働くことが示された.これにより,神経回路網上で連想機能が実現できる.これらは脳の知能機能の基本原理であるということができる.
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自由記述の分野 |
情報科学
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