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2014 年度 実績報告書

超高齢社会に対応した地域建築機能再配置型都市再編システムの社会実験をとおした構築

研究課題

研究課題/領域番号 22246077
研究機関東京大学

研究代表者

西出 和彦  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80143379)

研究分担者 小泉 秀樹  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30256664)
岡本 和彦  東洋大学, 理工学部, 准教授 (40361521)
大方 潤一郎  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60152055)
羽藤 英二  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60304648)
廣瀬 雄一  東京大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (70571694)
大月 敏雄  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80282953)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード超高齢社会 / 地域建築機能再配置 / 都市再編システム / 社会実験
研究実績の概要

今年度は基本的にこれまでの研究成果を外部(国内外)に発信することを目的とし、国際シンポジウムを開催し、これまでの研究で明らかになった以下のことを報告した。
【日常生活圏域】日常生活圏域を明らかにすることを目的に、介護サービスの利用実態データを対象にGISを用い分析を行い、生活の圏域を捉えた。その結果、介護サービスの種類によって行動範囲は異なることが明らかになった。
【ベンチの社会実験】既存ベンチの調査に基づき、ベンチ設置の社会実験を行った。この結果、ベンチは時間により利用者の性別特性、場所により使われ方の特性がみられた。さらにベンチがコミュニティを緩やかに形成する役割を果たしていることが見込まれる結果を得ることができた。
【住宅供給】住民基本台帳に基づき、多世代が継続的な居住を可能にするための住宅供給を明らかにすることを目的とし、戸建て住宅、集合住宅、賃貸住宅の三種類の供給シュミレーションを行った。その結果、賃貸住宅の供給が多世代居住の実現には重要であること、また理想的な各種別の供給戸数は、供給対象となるエリア規模により異なることが明らかになった。
【住まいの工夫】高齢者の住まいの実態に関するインタビュー調査を行った結果、住宅改修などをしながら在宅生活の継続を行っていることが明らかになった。さらに高齢期の住まいでも、外部とのつながりを持てる環境が重要であり、その一例として人を招き入れられる環境が挙げられる。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち謝辞記載あり 2件、 査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 最後まで自宅に住み続ける2015

    • 著者名/発表者名
      西野亜希子
    • 雑誌名

      一般社団法人住宅協会住宅1月号

      巻: 164 ページ: 18-26

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 応急仮設住宅の高齢者向け手すり設置改修の効果と課題2015

    • 著者名/発表者名
      西野亜希子,廣瀬雄一,西出和彦
    • 雑誌名

      日本インテリア学会論文報告集

      巻: 25 ページ: 9-15

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 千葉県柏市の日常生活圏域における訪問・通所介護の利用実態に関する研究2014

    • 著者名/発表者名
      金炅敏,西野亜希子,大島史也,楊舒テイ,朴晟源,廣瀬雄一,大月敏雄,西出和彦
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演
    • 発表場所
      神戸大学,兵庫県
    • 年月日
      2014-09-13
  • [学会発表] 応急仮設住宅団地における団地訪問型サービス提供団体に関する研究,I県O町の外部訪問サービス団体を対象として(選抜梗概)2014

    • 著者名/発表者名
      朴晟源,岡本和彦,大月敏雄,西出和彦
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演
    • 発表場所
      神戸大学,兵庫県
    • 年月日
      2014-09-13

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公開日: 2016-06-01  

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