研究課題
基盤研究(A)
粗度形状パラメータと乱流摩擦抵抗の関係を調査するため、幾何形状粗度を対象としてDNS計算、二重円筒試験、曳航水槽試験、風洞試験を実施した。その結果、粗面の乱流摩擦抵抗は、剪断力と局所的な圧力抵抗の和となり、粗度の形状がなだらかな波状粗面の場合、乱流摩擦抵抗の変化は局所的な圧力抵抗の変化で説明でき、圧力抵抗は、粗度の流線方向の断面形状に依存する抵抗係数、粗度の間隔に依存する粗度間の干渉現象、境界層内の速度分布に支配されることが判った。そして粗度形状パラメータと乱流摩擦抵抗の関係について定式化し、摩擦抵抗増加の推定式を導出した。
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International Journal of Heat and Fluid Flow
日本マリンエンジニアリング学会誌
巻: 47巻5号 ページ: 7-12