豪雨時の表層崩壊に起因する土石流の規模と発生時刻の予測

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22248018
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 森林科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 小杉 賢一朗 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30263130)
• 研究分担者: 水山 高久 京都大学, 農学研究科, 教授 (00229717) ; 里深 好文 立命館大学, 理工学部, 教授 (20215875) ; 堤 大三 京都大学, 防災研究所, 准教授 (40372552) ; 宮田 秀介 京都大学, 防災研究所, 助教 (80573378) ; 勝山 正則 京都大学, 学際融合教育研究推進センター, 特定准教授 (40425426) ; 佐山 敬洋 独立行政法人土木研究所, 水災害リスクマネジメント国際センター, 研究員 (70402930) ; 藤本 将光 立命館大学, 理工学部, 助教 (60511508)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 土砂災害 / 斜面崩壊 / 土石流

研究成果の概要

土石流に対するハード対策・ソフト対策を的確かつ効率よく実施する為に，豪雨に伴う表層崩壊の発生と崩土の土石流化のメカニズムを解明し，予測手法を開発した。表層崩壊については，地形のみでは発生メカニズムを十分に説明できず，基岩内部の地下水流動を把握する必要があることが明らかとなり，電気探査や空中電磁探査に基づく予測手法が提示された。さらに，基岩からの湧水が土石流の規模を増大させる可能性があることが確かめられた。

自由記述の分野

砂防学，山地保全学，森林水文学