研究課題
1.腎臓内Angiotensin (A)IIの起源: RIAによるAIIの測定に関して、特異性に問題があった。この技術上の問題は、Dr.DJ Campbellの協力を得て解決した。改善した測定法を用い、尿管閉塞により、ポドサイト傷害で誘導される腎内AIIの増加が抑止される事を示し、論文化した。尿細管細胞のmegalinによるAgtの取り込みが、AII産生に関与するかどうかを検証した。蛋白尿がない状態では、megalinは腎内AIIには影響を与えない事を示した。蛋白尿がある状態での評価は、現時点で実験の継続中である。2.糸球体内ポドサイト傷害の拡大機序:RIBOTAGマウスを利用して、ポドサイト特異的RNAを採取した。基底状態でポドサイトと糸球体全体でのRNAの発現をArrayで解析し、多数のポドサイト特異的発現遺伝子を同定した。またNEP25マウスのポドサイト傷害時におけるポドサイトのRNAの発現変化をArrayで解析した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 2件)
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