研究課題
基盤研究(A)
本研究の目的は、各侵襲モデルに対する血管内細胞移植法の効果を明らかにすること、また血管内細胞移植の生体反応性を制御するメカニズムを検討すること、である。多臓器不全モデルに対して骨髄間質細胞を経静脈的に投与することにより、各臓器障害の軽減や生存率の有意な改善が認められた。また、骨髄間質細胞と血管内皮の共培養系を確立し、骨髄間質細胞の分泌性因子が血管内皮細胞傷害を直接的に抑制する経路があることを明らかにした。さらに、クラッシュ症候群モデルに対する骨髄由来単核球細胞移植が、抗炎症効果を発揮し、生存率を改善することを明らかにした。
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Shock
巻: Vol. 37 ページ: 634-8