研究課題/領域番号 |
22249067
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
川口 孝泰 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40214613)
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研究分担者 |
浅野 美礼 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (00273417)
島野 仁 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20251241)
佐藤 政枝 首都大学東京, 健康福祉学部, 准教授 (30363914)
東 ますみ 兵庫県立大学, 応用情報科学研究科, 教授 (50310743)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 遠隔看護 / 情報リテラシー / 地域医療 / 慢性疾患 / 継続看護 |
研究概要 |
本研究の計画は、3カ年で臨床応用可能となるシステムの構築を目標に、①関係看護師への情報教育の実施(大学院看護科学専攻の教育プログラムと連携)②看護情報学の学習プログラムの開発(地域看護師のためのe-learning教材の開発)③生体データの情報収集・管理システムの開発と、臨床応用に向けたシステム設計 ④医療スタッフとの連携を目指したシステム調整(個人情報のセキュリティー対策の検討)⑤遠隔看護外来の試験的開設と臨床評価(臨床評価ツールの開発)⑥地域医療での運用に向けたモデルプランの提案(2011年から実施されるテレビジョンのデジタル化を活用したプランの実施に向けた検討)であった。①②については、主たる対象となる看護師に対して、情報科学とコンピュータ・サイエンスについての情報教育を行った。筑波大学附属病院看護部臨床教育センターおよび医療情報部に配属された研究協力者に、遠隔看護を実施するために必要な科目を修得し、情報リテラシーの向上を諮った。③については、継続看護に重要な生体観察ツールとなるバイタルサイン情報の収集をインターネット上で簡便に行えるシステムを構築した。④に関しては、実際の糖尿病患者を対象とした試験的な運用を行った。これらの成果は、学術論文として発表した。⑤⑥に関しては、筑波大学附属病院臨床看護教育センターとの連携を通して、実際の運用にあたってのシステム化を進めた。このことについては、病院の医療情報部との連携も重要となるが、病院での試験的運用に関しては、セキュリティー対策の調整が困難であったために実施段階までには至らなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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