研究課題/領域番号 |
22253001
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
西村 浩一 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10180639)
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研究分担者 |
高橋 修平 北見工業大学, 工学部, 教授 (50125390)
本山 秀明 国立極地研究所, 気水圏研究グループ, 教授 (20210099)
根本 征樹 独立行政法人防災科学技術研究所, 雪氷防災研究センター, 主任研究員 (30425516)
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キーワード | 吹雪 / 南極 / 表面質量収支 / 極地 |
研究概要 |
本プロジェクトで開発中の吹雪自動計測システムについて、当初は平成22年度内に防災科学技術研究所雪氷防災センターの低温風洞で性能試験および野外試験の実施を予定していたが、システムの風力発電機2台の羽根およびベアリング部に英国からの輸送の過程で損傷が生じ、充分な出力が得られないことが判明した。その修理のために約2か月の遅延が生じたが、平成23年度内に入り、低温風洞内での出力のキャリブレーションと低温下での性能試験を行った。またこれと同時に、強風の吹く北海道の稚内に機器を設置し、風力発電と太陽光発電の併用による吹雪自動計測システムへの電源供給の可能性を調査した。 上記の成果は、5月に幕張で開催された日本地球惑星科学連合大会の場で公表されるとともに、今後の改良点と南極への設置について議論が行われた。
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