研究課題/領域番号 |
22255003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
村上 哲明 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (60192770)
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研究分担者 |
可知 直毅 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 教授 (30124340)
瀬尾 明弘 京都大学, 大学院理学研究科, 研究員 (30378567)
菅原 敬 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 准教授 (10226425)
林 文男 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 准教授 (40212154)
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連携研究者 |
邑田 仁 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (90134452)
横田 昌嗣 琉球大学, 理学部, 教授 (90166885)
梶田 忠 千葉大学, 大学院理学研究科, 准教授 (80301117)
加藤 英寿 首都大学東京, 大学院理工学研究, 助教 (50305413)
清水 晃 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 助教 (10315749)
古川 聡子 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 助教 (00221565)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 分類学 / 小笠原諸島 / 植物 / 植物地理学 / 進化 |
研究概要 |
本研究では、小笠原諸島に生育する植物種の起源地を推定するために、小笠原諸島とその近隣地域で現地調査を行い、小笠原産のものと同種および近縁種と考えられる植物種を採集した。分子系統地理学的解析の結果、小笠原諸島固有植物ムニンハナガサノキ(アカネ科)は、これまで同種と扱われてきたハナガサノキよりむしろ台湾から中国南東部に分布するGynochthodes parvifoliaと最も近縁であることが示されたことから、この植物は東アジア起源であることが示唆された。また、雄性両全性異株という被子植物では稀な性表現を示すムニンハナガサノキは雌雄異株から進化したことも示唆された。
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