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2012 年度 実績報告書

ハイブリッドRFIDテキスタイルを用いた広域空間の位置情報検出手法についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 22300021
研究機関九州大学

研究代表者

上岡 玲子  九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 准教授 (30401318)

研究分担者 廣瀬 通孝  東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (40156716)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードRFIDテキスタイル / UHF帯RFID / 2.45GHzRFID / 位置情報検出 / ハイブリッドRFID
研究概要

当該年度には,昨年度開発した位置情報自動生成のための可動式マッピング装置を改良し,操作性を向上し使いやすいインタフェースの設計を行った.また,広域な屋内領域で位置情報を作成すると仮定し,建物に一般的に使用する床材とタグとアンテナ間の通信への影響を調査し,マップを正確に作成するための適切なアンテナ距離を算出した.次に,ハイブリッドRFIDテキスタイルに関しては,昨年度のUHF帯の自動織を実現した方式を応用し,HF帯とのハイブリッド織を実現し,これまで実績のある2.45GHz帯のRFID,UHF帯,HF帯の主なRFIDタグの全ての組み合わせをハイブリッドに織り込むことを可能にした.また,ハイブリッドRFIDテキスタイルを利用した異なる移動体の位置情報の検出の実験を2.45GHz帯,UHF帯のRFIDテキスタイルをハイブリッドに床に敷設し,車椅子に粒度の細かい位置情報が検出できる2.45GHzのリーダーをとりつけ,人に粒度の粗いエリア情報が検出できるUHFリーダーを携帯し,ハイブリッドに位置情報を検出試験を行った.これにより,電波干渉の問題なく,2種類の電波タグの読み取りが可能であることを確認し,必要な粒度をRFIDテキスタイルの加工により作成することで多様な位置情報検出用途に素材の使用可能性についての知見を得る事ができた.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 位置認識システム部材用RFIDテキスタイルの開発2012

    • 著者名/発表者名
      村上
    • 学会等名
      ヒューマンインタフェースシンポジウム2012
    • 発表場所
      九州大学芸術工学研究院
    • 年月日
      20120905-20120907
  • [学会発表] RFIDテキスタイルによるNatural User Interfaceの提案2012

    • 著者名/発表者名
      上岡
    • 学会等名
      日本デザイン学会第59回春季研究発表大会
    • 発表場所
      札幌市芸術の森キャンパス
    • 年月日
      20120622-20120624
  • [学会発表] インビジブルコンピュータに向けて-エレクトロニクステキスタイルの実践―

    • 著者名/発表者名
      上岡
    • 学会等名
      日本繊維機械学会e-テキスタイル研究例会
    • 発表場所
      大阪科学技術センター
    • 招待講演

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公開日: 2014-07-24  

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