研究課題
基盤研究(B)
一般住民の連続剖検症例を用いて、認知症の病理変化と生活習慣病関連因子との関連を病理疫学的に検討した。アルツハイマー病は病理学的に老人斑と神経原線維変化を特徴とする神経変性疾患であり、耐糖能異常、特にインスリン抵抗性が主に老人斑の形成に関与することを明らかにした。続いて脂質代謝異常とアルツハイマー病の病理所見との関連を解析し、総コレステロール高値、特にLDLコレステロール高値の場合、老人斑形成のリスクが高まることを示した。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件) 備考 (7件)
Neuropathology
巻: 32 ページ: 124-132
DOI:10.1111/j.1440-1789.2011.01245.x
Neurology
巻: 78 ページ: 762-764
DOI:10.1212/WNL.0b013e318248e531
巻: 32 ページ: 69-76
DOI:10.1111/j.1440-1789.2011.01222.x
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/news/fullstory_116365.html