研究課題
基盤研究(B)
原癌遺伝子/家族性パーキンソン病原因遺伝子DJ-1(PARK7)の産物タンパク質DJ-1の機能解析からパーキンソン病発症機構の分子機構に迫り、さらにDJ-1を標的とする創薬への展開を目指した。DJ-1はパーキンソン病と関連するドパミン合成主要酵素の転写調節、小胞モノアミン輸送体2(VMAT2)との結合、PTEN結合・抑制によるNrf2依存抗酸化ストレス遺伝子群転写活性化に加えて、アクチン結合タンパク質Drebrinと結合して神経突起形成に関与することを明らかにした。さらに、これらの機能はDJ-1過剰酸化により減弱・失活すること、DJ-1に特異的に結合し過剰酸化を抑制する低分子化合物により機能保持されることが判明し、当該低分子化合物のパーキンソン病治療・予防薬としての可能性が強く示された。
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