研究課題
基盤研究(B)
ゼブラフィッシュの胚や仔魚を用いて、聴覚獲得過程における内耳の有毛細胞の発生と耳石の役割およびを聴覚中枢ニューロンの興奮性の発達メカニズムを調べた。発生初期に胚の内耳原基(耳胞)に生まれ先端に耳石を形成するテザー細胞が、頂上に感覚毛を形成し機械受容チャネルを発現し、最初の有毛細胞になることを示した。また、本来音を感知しない卵形嚢の有毛細胞も耳石を大きくすると音受容することから、音受容に果たす耳石の役割を明らかにした。聴覚入力を直接受ける後脳ニューロンのうちでマウスナー細胞だけが特殊な興奮性を示すのは、発達過程で低閾値型カリウムチャネルを特異的に発現するためであることを見出した。
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