メンブレンスインチ及び多色発光ダイオード用基板の作成を行った。足接地感知部と発光ダイオードをマトリクス状に配置し、センシング及び制御のバスラインの動作確認及び、それらを制御するPLD素子や各種制御用CPUを用いた回路を制作し動作確認を行った。 大量の部品が実装された基板をフレキシブル基板上に制作する試験を行ったが、製作は可能であっても実用上の耐久性が低く、可搬という性能を維持するため、積層基板を分割して作成し、使用時に於いてはこれらを連結して使用することで対処することとした。 可搬性からより軽量でかつ分解連結がしやすく、かつ歩行検査としての耐荷重性も維持するためのトレードオフを勘案して、重量的には、やや重いものの、性能的には問題ないと思われる検査装置を製作することができた。 なお臨床応用で必要な幅と長さの測定面を得るためには、45cm×30cmの基板が必要であり、当初は、翌年度の研究開発と経費を勘案して、特注品として発注することとした。
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