歩行分析・訓練用多用途電子制御歩行路(電子ジュータン)開発と臨床応用

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22300199
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: リハビリテーション科学・福祉工学
• 研究機関: 佐賀大学
• 研究代表者: 堀川 悦夫 佐賀大学, 医学部, 教授 (10155004)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: リハビリテーション / 高齢者 / 転倒予防

研究概要

歩行動作測定と足接地目標提示が同時に可能で、設置や移動が容易な多用途電子制御歩行路("電子ジュータン")と、使いやすい訓練プログラムを開発し、臨床応用を行う。開発機器は、1 ユニットが(横)480mm、(縦)300mm、高さ(圧検出部)9mm の電子制御刺激提示・圧検出歩行訓練システムである。ユニットの刺激・検出エリアで多色発光LEDが格子配置され、歩行目標提示用に赤、緑、橙、の 3 色の光刺激が提示できる。足接地圧の変化測定に、メンブレンスイッチ応用技術により3段階圧力検出が可能である。本ユニットを歩行路横方向 2 枚、同奥行き方向 11 枚を組み合わせることにより、歩行路幅 760mm と長さ 3300mm の電子制御歩行路として使用することができる。

研究成果

• [雑誌論文] 地域在住高齢者の転倒予防教室で用いる評価項目の有用性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 松田憲亮,中原雅美,永井良治,金子秀雄,木原 太史,伊藤憲一,堀川悦夫
  • 雑誌名: 理学療法科学 巻: vol.27 ページ: 635-640
  • 査読あり
• [雑誌論文] Evaluation of Cognitive Impairment and Fit to Drive in a Memory Clinic in Japan (2012)
  • 著者名/発表者名: E Horikawa, K Machishijma,K Kitajima,S Ono,C Oshima,A Sato,T Asami,M Yukitake,H Hara,T Matsushima
  • 雑誌名: Geronotologist 巻: vol 52 ページ: 565
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Comparison of the BODE Index and the Gold Stage Classification of COPD Patients in the Evaluation of Physical Ability. (2011)
  • 著者名/発表者名: Anami, K., Horie, J., Shiranita, S., Imaizumi, Y., Ichimaru, K., Naotsuka, H., Yamada, H., Koga, Y., & Horikawa, E.
  • 雑誌名: Journal of Physical Therapy Science 巻: vol.23 ページ: 437-441
  • 査読あり
• [雑誌論文] ひざまずきからの立ち上がり動作時の膝関節力の算出 (2011)
  • 著者名/発表者名: 廣川俊二,田中里紀,森園亮,堀川悦夫,本岡勉,秋山隆行,馬渡正明
  • 雑誌名: 臨床バイオメカニクス 巻: 32 ページ: 489-496
  • 査読あり
• [雑誌論文] 慢性閉塞性肺疾患患者の BODE index の重傷度別における Time up and go test の比較 (2011)
  • 著者名/発表者名: 阿波邦彦,堀江淳,白仁田秀一,今泉裕次郎,市丸勝昭,直塚博行,山田穂積,古賀義行,堀川悦夫
  • 雑誌名: ヘルスプロモーション理学療法研究 巻: Vol.1 ページ: 67-72
  • 査読あり
• [雑誌論文] 高齢者の歩幅の大きさと転倒,つまずきとの関連性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大屋友紀子・堀江淳・福嶋利浩・鳥辺めぐみ・堀川悦夫
  • 雑誌名: 健康支援 巻: Vol.13 ページ: 25-28
  • 査読あり
• [雑誌論文] 全身持久力評価法としての漸増反復起立動作テストの活用可能性の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 堀江淳・伊藤健一・堀川悦夫
  • 雑誌名: 理学療法科学 巻: 25(6) ページ: 843-847
  • 査読あり
• [学会発表] レーザーポインターを用いた光追視イメージ想起が脳活動に及ぼす影 響 近 赤外光脳機能計測を用いた検討- (2012)
  • 著者名/発表者名: 光武翼,一ノ瀬和洋,堀川悦夫
  • 学会等名: 第47回日本理学療法学術大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 20120525-27
• [学会発表] 脳科学研究の展開ーラボから日常へ (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀川悦夫
  • 学会等名: 平成 24 年度日本学術会議九州・沖縄地区会議
  • 発表場所: 佐賀市、佐賀大学
  • 年月日: 2012-12-05
• [学会発表] The relationship between the decrease in coefficient of variation stride time and the effects of exercise intervention for high- risk elderly people. (2012)
  • 著者名/発表者名: Kensuke Matsuda, Masami Nakahara, Yoshiharu Nagai et al.
  • 学会等名: JAPAN-KOREA 1st JOINT CONFERENCE
  • 発表場所: Nagasaki.
  • 年月日: 2012-11-18
• [学会発表] 転倒経験者における歩行のバラツキと歩行予備能力の検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 松田憲亮,中原雅美,永井良治,金子秀雄,黒澤 和生,堀川悦夫
  • 学会等名: 理学療法科学学会
  • 発表場所: 理学療法科学学会
  • 年月日: 2012-09-30
• [学会発表] 昌 文転倒リスクを持つ高齢者の下肢運動機能で操作できる Wii リモコン用ゲーム入力補助装置 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井手将文、 福島利浩、堀川悦夫
  • 学会等名: 第27回リハ工学カンファレンス
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2012-08-24
• [学会発表] 地域在住高齢者の転倒予防教室で用いる評価項目の有用性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 松田憲亮,中原雅美,永井良治,金子秀雄,木原 太史,伊藤憲一,堀川悦夫
  • 学会等名: 日本理学療法士協会学術大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2012-05-27
• [学会発表] 人工股関節全置換術前後における歩行の経時的変化について (2012)
  • 著者名/発表者名: 松本 幸、塚本正紹、秋山隆行、馬渡正明、廣川俊二、堀川悦夫
  • 学会等名: 第58回 佐賀リハビリテーション研究会
  • 発表場所: 佐賀市、佐賀大学
  • 年月日: 2012-04-21
• [学会発表] 3 次元動作解析による歩行検査の即時解析の実施と問題点 (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀川悦夫・松本幸・塚本正紹・秋山隆行・馬渡正明・廣川俊二
  • 学会等名: 第33回臨床歩行分析研究会定例会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2011-12-11
• [学会発表] 医工福祉連携からのヒューマンケアイノベーション開発 (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀川悦夫
  • 学会等名: 佐賀大学「先端医療福祉システム研究プロジェクト」シンポジウム講演
  • 発表場所: 佐賀大学
  • 年月日: 2011-03-07
• [備考] ホームページ等作成中