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2012 年度 実績報告書

筋力トレーニングは認知機能・運動制御機能・学習機能を改善・向上させるか?

研究課題

研究課題/領域番号 22300238
研究機関鹿屋体育大学

研究代表者

福永 哲夫  鹿屋体育大学, その他部局等, 学長 (40065222)

研究分担者 金久 博昭  鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50161188)
吉武 康栄  鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (70318822)
森 司朗  鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 教授 (80200369)
中本 浩揮  鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 講師 (10423732)
高井 洋平  鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 助教 (20574205)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード認知機能 / 筋機能 / 筋力トレーニング
研究概要

加齢や生活様式の急激な変容などが要因となり,ヒト認知機能が低下することが科学的に明らかとなってきており,高齢社会と高度な近代社会である我が国では,今後益々認知機能の低下が社会問題となることが予想される.したがって,脳機能改善を目的とした方策の確立が急務のこととなっている.特別な医学的処置を施さない場合,認知機能の改善には身体運動が効果的であることが生化学的アプローチなどにより明らかとなりつつある.一方で,自重を用いた筋力トレーニングにより筋力増加など筋機能が増加することは既に我々が明らかにしているが,その反面,筋力トレーニングは単純な動作様式で構成されるため,「飽き」によってトレーニングの継続を困難にするケースも多々ある.本研究では,テストケースとして,単純な動作で構成されている従来の筋力トレーニングだけではなく,複雑な動作かつ,筋力増加をもたらすのに十分な運動強度をもつ新しいトレーニング方法の確立を目指す.将来的には筋機能だけではなく,認知機能に対しても効果的である筋力トレーニングの確立を図ることを目的とした.
当該年においては,我々が採用してきた自重トレーニング(貯筋運動トレーニング)メニューのうち,スクワット動作を対象にした.膝関節を対象に,関節角度計(ゴニオメータ)から膝関節角度をリアルタイムにて取得し,Labviewソフトウェアを介して関節角度によって,音階をつけるようシステムを作成した.その結果,膝関節の伸展・屈曲動作によって一オクターブ内の曲であれば音生成が追従可能であった.今後は,実際にこのシステムを高齢者等を対象とした運動トレーングとして応用し,トレーニング前後において,筋機能評価だけではなく,生化学的指標を用いて脳認知機能への効果を明らかのすることを試みる.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Influence of maturation on anthropometry and body composition in Japanese junior high school students.2013

    • 著者名/発表者名
      Fukunaga Y, Takai Y, Yoshimoto T, Fujita E, Yamamoto M, Kanehisa H.
    • 雑誌名

      J Physiol Anthropol.

      巻: 32 ページ: 印刷中

    • DOI

      10.1186/1880-6805-32-5.

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Association between body mass index and muscularity in healthy older Japanese women and men.2013

    • 著者名/発表者名
      Kanehisa H, Fukunaga T.
    • 雑誌名

      J Physiol Anthropol.

      巻: 32 ページ: 印刷中

    • DOI

      10.1186/1880-6805-32-4.

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Knee extensor strength is associated with Mini-Mental State Examination scores in elderly men.2012

    • 著者名/発表者名
      Nakamoto H, Yoshitake Y, Takai Y, Kanehisa H, Kitamura T, Kawanishi M, Mori S.
    • 雑誌名

      Eur J Appl Physiol.

      巻: 112 ページ: 1945-1953

    • DOI

      10.1007/s00421-011-2176-9

    • 査読あり
  • [学会発表] Future Outlook for Chokin (Muscle Fitness) Exercise Programs2012

    • 著者名/発表者名
      Yoshitake Y, Kanehisa H
    • 学会等名
      貯筋国際フォーラム
    • 発表場所
      鹿屋体育大学
    • 年月日
      20121215-20121216
    • 招待講演

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公開日: 2014-07-24  

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