研究分担者 |
金久 博昭 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50161188)
吉武 康栄 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (70318822)
森 司朗 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 教授 (80200369)
中本 浩揮 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 講師 (10423732)
高井 洋平 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 助教 (20574205)
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研究概要 |
本研究は,高齢者を対象とした筋機能および認知機能低下に対するカウンターアクトとしての方策として,自重を利用した筋力(レスタンス)トレーニングの有用性の有無について明らかにすることを目的とした.研究の結果 1)体重当たりの膝伸展最大トルクが1.9 Nm / kgより低値の場合,自重によるスクワット動 作は充分なトレーニング強度をもつ 2)自重を用いた貯筋運動トレーニングは下肢筋機能を向上させるが,その効果の度合はトレーニング開始前の体重あたりの最大ルクに依存する 3)膝伸展筋力は,認知機能を反映している,また,筋力トレーニングの実施によって認知機能は改善し,またその改善の程度は膝展筋力の増加に伴うことが明らかとなった.
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