本研究はWHO(世界保健機関)およびスウェーデンのカロリンスカ研究所によって展開されている認証活動セイフ・コミュニティへ参加した自治体の活動内容・コミュニティプランニングの実態把握を通じて、我が国において、災害発生時の災害時要援護者救助などにも機能する自助-共助の仕組みを検討するものである。特に近年認証申請が進んでいる我が国の自治体および、この活動の発祥地であるスウェーデンの自治体の活動概要について、アンケート調査およびインタビュー調査によって、その活動概要の把握につとめた。 地域事情を反映させながら多様な活動が展開していることが明らかになった。
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